挨拶

同友会富士宮支部長伊藤 洋子

株式会社シーエーティー 代表取締役

伊藤 洋子

昭和57年4月に富士支部から独立して富士宮支部が誕生しました。激動の昭和から平成に移り変わり、平成は大きな地震などの災害、令和はウイルス感染と戦争の時代となりました。富士宮支部は平成24年に30周年を経て(会員数111名)、令和に変わり本年度40周年を迎えました(会員数154名 8月末時点)。平成から振り返ると、社会経済は大きく変化し今後この変化はさらに加速して、これからも企業にも大きな影響を与えると思われます。私たち経営者は柔軟に対応して、先を読み自己変革を続けていく必要があります。

富士宮地域においても、少子高齢化や人口減少に伴う労働者人口の減少は避けることができない状況です。企業や地域の問題を抱えながら、私たちは共に「よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう、よい会社をつくろう」に根ざした活動と学びをこれからも続けて地域社会に貢献いたします。

40周年記念事業に際しまして、ご臨席いただきましたご来賓の皆様、記念講演講師 鈴木啓太様、ご後援をいただきました富士宮市、ご後援ご協賛いただきました富士宮信用金庫様、支えていただきました多くの皆様に深く感謝を申し上げます。今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

最後になりますが、1年以上前からこの事業の企画運営に関わってくださった富士宮支部実行委員会の皆様ありがとうございました。

40周年 実行委員長朝日 康典

株式会社朝日鉄建 代表取締役

朝日 康典

この度は静岡県中小企業家同友会富士宮支部40周年式典にご臨席、ご列席を賜り誠に有難うございます。実行委員を代表して御礼申し上げるとともに支部創立40周年を迎えられましたことは幸甚の至りであります。

「経営者は孤独である」本会に出会う前、私はそう思っていました。同友会とは誰にも相談できなかった悩みや不安、これからの夢やビジョンをざっくばらんに話し合い、時には励まし時には叱咤され、新しい気づきや勇気をもらいながら自身、自社の成長へ繋げることを目的とした集団です。おかげで年齢や会社の規模など関係ない昵懇の仲といえる仲間が日本中に沢山できました。

1982年に富士宮支部を立上げ、その後を紡いできてくれた先輩会員たちから受け継いだ「叡智」の襷を受け取り、一致団結しながら「蒼天」を目指し未来に向けて走り続けます。同友会三つの目的を下に、雇用を守り、社員と共にどんな逆境や困難にも負けない強靭な会社づくりを進めてまいります。

そしてこの故郷を守るため、行政、金融、他部会とも連携し互いの交流、学びの場を経てより良い経営環境、地域創りを目指しますので、今後も富士宮支部をどうぞ宜しくお願い申し上げます。